味覚

宮城弁で「ジャージ」のことを「ジャス」というらしい。
どうでもいいけど、早く駅伝の練習がしたい。スティール・ボール・ラン読んでるとなおさら。

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ハサミ男』の中で、「味覚は幼児期に決まってしまう」という話があった。これはどういうことなのだろう。誰でも育った環境は異なるから、味覚も人それぞれなのだろうか。大人になったら味覚は変化しないということだから、例えばこの前6人くらいで食べた台湾土産の「血涙石」も、6人それぞれ別の味を感じていたということだろうか。僕はあんこの味がした。M田くんもあんこと言っていた。他のみんなもあんこと言っていた。しかし、そもそも「あんこ」という味を6人全員がそれぞれ異なるものとして認識しているかもしれなかった。「あんこ」という物質を食べても6人全員が違う味を認識しているのかもしれない、と思った。
ところで、大人になるにつれて好きな食べ物が変わる。
小学生のときは肉の脂身が大好きだったのに、今食べると吐き気がする。豚丼食うときとか、できれば脂身だけ取り除いてその辺に投げ捨てたいのだけれども。そういえば、アメリカ人も肉の脂身が嫌いで、霜降り肉などという肉を見ると嫌悪するらしい。どうでもいいけど。
高校生のときは、朝食に「スーパーカップバニラ味」、昼食は「キャラメルパン」、夕食は「原宿ドック」に「コッペパンあん&マーガリン」、夜食に「ナイススティック」という献立だった。なんという脂肪と砂糖にまみれた日々だったことか。今では考えられない。
今好きなのは、もやしご飯だ。もやしにめんつゆをぶっかけてフライパンで焼いて、そこに「とろろ昆布」をのせると最高。
あんま肉とか魚とか買わないから、食費が浮いて助かる。寿司とかほとんど食えないし。「マヨコーン」と「つぶっこ」と「まぐろ赤身」と「いくら」ぐらいか。
よかった母親がケチで。
その代わり遊びとゲームと本と映画と音楽には無駄遣いしまくるけど。ぎゃー。