無料で講義が聴ける裏技

ijimeyade2006-01-17

今宇都宮に帰っていて、宇都宮にいる間に、名所を回っておいたほうが得。
宇都宮の名所といえば間違いなく中央卸売市場だと思う。
ここは、午前10時ごろに行くと、おっさんおばはん方が、活発に談議をしているので、ずうずうしく割り込んでいくと、談議に混ざれます。
というのも、市場の人は午前9時までにだいたい仕事のピークを終えてしまうので、その時間帯は休憩時間なのです。
ということで、そこに割り込ませていただくと、おいしい茶菓子が無料でいただける上に、無料で雑学が増えます。画像は小麦と味噌で作った焼き菓子だそうで。
今日は、銀座遊びの好きな坊さんの話が聴けた。
ところで、中央卸売市場の人々の経歴がすごいです。
K大で教授をやっていた人や、マジシャン、結婚式の司会者等がおられます。
そんな経験豊富な話を無料で聴けるところが、中央卸売市場の魅力だと思う。
あと、市場の人ってのは、失礼ながらずっと前まで、低賃金だと思っていた。
これは大きな間違いだった。
そのうちの一人の話によれば、朝の2,3時間の間に、平均的一般サラリーマンの月収分を稼ぐらしいです。手取りで。
計算上、市場の仕事だけで年収1億円プレイヤーなわけですが、確認してみると意味深な笑みを浮かべていたので、たぶんそうなんだと思う。
さらにいえば、結婚式の司会という職業は、賃金は低くてもすげえお得だと思う。



無料がすき。
この前は、東京に行く電車の中で、おばはま3人がたが耐震偽装マンションについて語っておられたので、そのことに関してちょっと疑問に思っていたことを質問してみたら、実に分かりやすく教えてくれた。無料で講義が聴けたわけだ。
さらに、飴玉を2個くださった。無料だ。
大学の近くの、教科書が半額で買える本屋では、なんと、店長が無料で戦争脅威論について語ってくれます。
最寄のスーパーの個人経営書店では、店長が脱サラ脅威論について無料で語ってくれた。
全部、若い大学生という肩書きのおかげだと思う。
とてつもなくすばらしい福利厚生だと思う。