プロフェッショナルの条件
超うれしいことがあった。
なんとドライバーの飛距離が200ヤードに到達!
いや、たかがそんなことか、と思う人もいるだろうが、自分は独学で、しかもゴルフの本を一切読まずに、他人の見よう見まねでここまで来たのだ(同じく初心者の友人と、いろいろ試行錯誤を重ねてきたことはあるが)。
てかね、やっとティーアップしたボールをドライバーで打つやり方がわかりました。
今まで、アイアンと同じく、ヘッドが最下点に来たときにボールを打つのだと思っていた。
そうやっていたから、ショットが低空飛行だし、ダフったりしていた。
しかしね、最下点にたどり着いてから、やや上向き加減になったときに、すくい上げるように打つと、もうすごいね。
おっさんたちが鳴らしてるような、甲高い快音が、ようやく出せるようになった!
まあ、些細なことだが、試行錯誤でほとんど一人でやってきた者にとってはうれしいのであります。
プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
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もうすごい感動した。特に、ドラッカーの自己実現のやり方に。
一つのことに集中する、記者時代の決心、というくだりで、こんなことが書かれてある。
やがて私は、一時に一つのことに集中して勉強するという自分なりの方法を身につけた。今でもこの方法を守っている。次々に新しいテーマを決める。統計学であったり、中世史であったり、日本画であったり、経済学であったりする。
これは、ドラッカーが新聞記者のときに、「記者であるからにはいろいろなことを知っておかなくてはならない」という理由で、別に誰からも指図されず、自分で自己実現のためにやり始めたことらしいです。
今は必要ではないかもしれないスキルを、あとになってもしかしたら必要になるかもしれないときに備えて、必死で準備しているという姿勢に、心を打たれた。
てか、この人の経歴上、日本画とは一切関係がないはずなのに、日本画のことや日本の歴史に関しても調べているところがすごい。
- 作者: 林文子
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この人のキャリアを見る限り、かなり、愚直にやってます。樋口さんに似てる。
で、結局のところ、やはりドラッカーの言うように、成果を上げるために、指示されないことを自らやってみるということが重要なのかと。
あと、最近思い始めてきたが、成果を上げている人に限って必ずしもロジカル・シンキングを勧めてない。
ロジカル・シンキングを教えている立場にある大前研一さんですら、最近否定的だし。
論理志向プラス、なんとなく直感で動く、というのが重要なのかと。
ああ、思いもかけず、4年のときの卒論のテーマ「強化学習」が役に立っている。