人は、過ちを知って仁と成す

人は、過ちを知って仁と成す。
これは指導教官の部屋に書いてあった名言です。
うろ覚えなので完璧にあっているかどうかも、誰の言葉かも分かりません。
しかし、この言葉に感動して僕は泣きました。
この半年間、自分は教授や研究室のみんなに迷惑をかけないよう、わざと行かないようにしました。
研究室のみんなは、すごい優秀だから、なるべく僕のことなど気にかけないでもらいたかったからです。僕のせいで時間をとられて、業績がおちないようにしてもらいたかった。
ところが、こうやって僕が行かない間にも、彼らは僕のことを気にかけてくれていました。
申し訳なくて、涙が出ました。
そして、自分の行っていたことが間違っていたのだと思いました。
本当に、いい人たちだった。僕も彼らのような温かみのある人間になりたい。