こんなプロ野球チームとは戦いたくないです。

ミクシィのコミュニティを9人のかっこいい人で埋めるよりも、コミュニティ一覧をクリックしたときに出てくる画像50個全てを、かっこいい人で埋め尽くしたほうが、衝撃的である」
という説を友人が唱えていたので、これを支持し、かっこいい人の画像を使っているコミュニティに手当たり次第に50個加入してみました。
こうしてコミュニティ一覧を見ると、かっこいい人の集団というよりはむしろ、プロ野球選手名鑑を見ているような気分になります。
しかも、見た目がかなり強そうです。
こんなプロ野球チームとは戦いたくないです。
この、見た目が強そう、というのは重要です。以前私の指導教官がおっしゃっていた言論を以下に引用してみます。
大学生の皆様は、ぜひ参考にしてみてください。



「君たちは、毎日刀を磨き続けなければなりません。なぜなら、学会という戦場において、他の学校の学生が君たちを蹴落とそうと切りかかってきたときに、君たちの武器が錆び付いた刀だったならば、確実に切り殺されるからです。しかし、毎日磨いた刀ならば、敵の攻撃を防御することができます。一流の学生は、反撃して他の学生を切り倒します。切りあいになっても負けることはありません。
しかし、超一流になると、切り合いすらせずに、戦場で勝ち残ることができます。なぜなら、超一流の人間が刀を抜くと、他の学生は、その刀に恐れおののいて逃げ出すからです。そして私は超一流です。超一流になるためには、博士課程に来る必要があります。ということで、君たちは全員博士課程に来なさい」


僕はこの言葉に深く感激し、それ以降、毎日磨き続けました。
しかし、どうも刀と勘違いしてゴルフクラブを磨いていたらしく、それが原因で先月僕の席がなくなっていたので、博士どころか修士までも取れませんでした。
だから、同じ学年の皆さんにはぜひ博士課程まで行ってもらいたいものです。
ヾ(´ー` )ノ


てか、博士まで行くと、将来職無しになると心配している人たちがいるようですが、そんなことはないです。
希望格差社会」(山田昌弘著)のp166を引用します。

中年のフリーター博士

2003年には、日本全国で大学院博士号取得者は、毎年一万人を超えるようになった。しかし、…(中略)…大学の常勤教員や研究所の研究員の需要をすべてかき集めても、毎年3000人程度にしかならない。計算上は、博士課程を修了して、大学の先生に一生なれない「博士」が毎年7000人以上誕生していることになる。…(中略)…オーバー・ドクターという形で、滞留していく。何年も待ってポストに就ければよい方で、20年後には、滞留したままラインに乗ることができない中年のフリーター博士が10万人を超える規模で出現すると私は予想する。


このように、毎年3000ものポストが出現するので、いくらでも大丈夫です。
1万人に対して3000では少ないような気がしますが、実は博士課程になんとなく行った人のほうが多いと思われます。
つまり、なんらかの目的を持って(しかもその人が自他共に認める研究者向きであって)、博士課程にいけば、3倍程度の倍率は勝ち抜けると思われます。
さらにいえば、この3000と言う数は民間や官公庁の就職先を勘案していないので、もっとチャンスは増えます。
ということで、やっぱり、博士過程は危険が多そうなので、みんなに勧めるのはやめようと思いました。
現時点で僕のマイミクに登録させてもらっている人の中で博士でも通用しそうなのは23人(にじゅうさんにん。にさんにん、じゃないです)くらいいると思いますが、どの分野に行っても前向きにがんばりましょう。
未来はこんなにも明るい。

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

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