ジョジョで興奮

「何か好きな漫画とかはありますか？　わたしは『ジョジョの奇妙な冒険』が好きなんですけど」
と、本番前の打ち合わせのとき、突然レポーターのかたが感動的なことをおっしゃったので、思わず僕は、
「え？　ジョジョですか？　ジョジョ最高ですよね！　スタンド名を暗記する遊びとかやりませんでしたか？　うっはあ！」
と取り乱してしまった。するとレポーターのかたが、本当にびっくりしたような表情で、
「…びっくりしたあ…。急にテンションが上がるんですもん。さっきまですごくテンション低かったのに。心臓が止まりそうになりました」
と、微妙に失礼なことをおっしゃった。あれでも僕としては普段の５０倍はテンションを上げてしゃべっているつもりだったのに、と思ったけれど、スルーして、
「でも女性のかたでジョジョが好きなのって、珍しいですよね」
と、まるでフェミニズムのかけらもないようなことを言ってしまった。するとレポーターのかたは、兄上がジョジョを好んで読んでいたのでござるよ、とおっしゃった。すばらしい兄上だと思う。
それで気をよくした僕は、本番生放送で、「本とかを注意して読むようにはしていらっしゃるんですか」というスタジオからの問いに対して、「はい、ジョジョの奇妙な冒険とスティール・ボール・ラン、その他荒木飛呂彦先生の作品を注意して読んでいます。レポーターのかたもジョジョが好きだそうです」と、予定になかったせりふを言った。ジョジョを宣伝できただけで満足だ。
最近僕は、ジョジョのキャラクター名の元ネタになっている洋楽を、TSUTAYAであさっている。
しかし、『ストーン・フリー』や『セックス・ビストルズ』といった、まるっきりそのままのものもあれば、『ポーラ・アブドゥル』などの微妙に名前が変わっていて、果たしてこれなのかどうか微妙なものもあるため、探すのに一苦労。
そんなとき、以下のすばらしいサイトを見つけた。アンテナに登録させていただいているジョジョ関係のサイトからリンクして行けた。ありがたいことです。
http://homepage3.nifty.com/supermalts/jojotop.htm