すっごい空虚感。生まれて初めて失恋したときくらい。これはいけない。
とりあえず憂鬱のまま約束していた人と会って、なんかいろいろもらった。いいなあこんな明るい性格で、とうらやましくなる。
しかる後A部研にて勉強する。ぞくぞくと研究室の荷物がなくなっていくし、研究仲間や先生たちが引越しの準備を始めていったりするので、あああすんごい空虚感。楽しかった場所がなくなっていく…。
研究室で今まで使っていたソーテックをどうにかこうにかいただいて、次の研究室に持っていったら、どうも無線LANは使えないということで無駄骨になる。また別のソーテックいただいていくか…。
昨日は教授に挨拶をしそこねたので今日こそは、とばかりに意気込んで教授室のドアをあけた一秒後に、今忙しくてお前なんかの相手をしてる暇なんかないから後にしてくれ、見れば分かるだろこのゴミ、的な感じで追い払われたので、陳謝して引き下がる。
しかしやることも何もないので、何をやったらいいかを助手の人に尋ねたら、来年度M1で同期になる予定のO氏が研究室を紹介してくれることになった。
すげえワンフロアまるまるこの研究室の実験室になってるのね。しかも設備も優秀で、こりゃあ金あるわなこのラボは。教授は民間出身で企業とコネあるっぽいし。なんか充実した2年間になりそうだと期待したが、そもそも自分の研究レベルが低いので、下手な希望は抱かないほうがいいと反省した。こうやって希望を抱いては、思いっきり打ちのめされて憂鬱になる、という経験を去年腐るほど味わった。
それにしても同期O氏は噂どおり、すげえ優秀そうだ。説明も分かりやすいし。共通の知人であるマサヤ君の話題で盛り上がることもなく、噛み砕いて研究内容を話してくれたので、不安が少し取り除かれてありがたかった。
正式に教授にあいさつしてないけど、というか、あまりにもスケジュールが密らしく、そんな暇ないそうで、また、4月7日までみんな春休みをとると聞いたから、もう行かなくていいかな。
バック後、元のA部研に戻ったが、誰もいないし荷物もなくなっているし、そんな中に西日が差し込めるという光景は、あのにぎやかだった昔を思い出させて涙…。
家に帰ろうと原付を走らせていたら、途中でブラシをぶら下げながら同じく原付で疾走するM田氏を発見したので追いかけて捕まえる。広瀬川で釣りをしようかという話になったが、餌がないし魚もいるわけないので水面に石を投げてバウンドさせるという遊びをやったけれども、一回もバウンドしなかった。
M田氏の就職活動での面接の受け答えを教えてもらっていると笑いがとまらない。お礼に、昔、私の実家の近くの川で鯉を放し飼いにしているおじさんがいたことを教えてあげたら、かなり喜んでくれた。そうしたら「超」MBA式ロジカル問題解決という本を貸してくれた。発泡酒の酒税が今後どれくらい増税されるかを計算できるようになったりするらしい。
家に帰っても空虚感が取れないので、映画でも観ようとTSUTAYAに車を走らせ、手ごろなDVDを4本ほどレジに持っていったが、会員カードを家に忘れたので借りられず、諦めた。