国Ⅰの試験を受けた感想。
朝九時からだというので、早起きしないと、と思って、朝八時に目覚し時計をかけておいたが、例によって早起きの私は、五時半に起きて焼きそばを食っていた。この先一生、私は目覚し時計、というものとは無縁のような気がしてきた。
八時半集合だというので99SHOPでドデカミンと餡団子を買った後、学校に着くと、人がごみごみと屯していて、すごく憂鬱になった。さらにその受験生の中から、お決まりの「俺、おちる気がしねえよぉ」という強がりなセリフを聞いてしまった日には、悶絶して発煙筒を焚きたいくらいの気分になったが、我慢して席に着いた。
午前は教養試験だった。無勉強なので受かる気などなく、今日と明日の飲み会のことで頭が一杯だったが、問題を解いているうちに、なんか受かりそうな気がしてきた。
というか、少なくとも、教養試験で足切りを喰らうという未来が見えてこなくなっていった。いいのだろうか、無勉強でそこそこの点を採ってしまって。といういらぬ心配まで始めた。
昼はyagi氏と食べた。yagi氏も同様に、無勉強なのに受かってしまったらどうしよう、と言っていた。しかし、議論の結果、足切りのラインは上がるだろう、という結論に至り、心配は消えた。
公務員試験を受ける人たちは本気の人が多いのだろうな、と思っていたが、こと理系に限っては、みんな遊び半分で受けているようだった。yagi氏の知り合いはたくさん受けていたが、みな記念受験のようだった。私の知り合いも実はたくさん受けていたが、来年のための試験慣れ、という人ばかりだった。
午後は専門科目だった。一問目からよく分からなかったので、次の問題にいった。それもよく分からなかったので次に行った。それも分からなかったので、と、n=175回くらい繰り返していたら、裏表紙にたどり着いてしまった。まだ三時間以上もあったので、もう一度最初からやり直した。
すると、10問くらいは自信ありげに解けた。あと10問くらいは採りたかった。しかし他の問題はよく分からないので、技術史などという、意味不明な科目を選択して5問解いた。あと、電子回路は意外とよいです。理系の人に半導体の挙動が苦手な人が多いのだろうか、授業でやった基本的な内容しか出なくて、解けました。
ほかに選択する問題がなかったので、もうどれでもいいや、と、船舶工学とか、原子力とか、建築学とか選ぼうと思ったが、無難に電気回路と電磁気にしておいた。そういえば、建築の一問目のゴシックとか、ちょっと面白そうな問題だと思った。

総括すると、理系は勉強すれば受かる。文系の問題と違って、重箱の隅をつつくような問題は出ない。公式とそれの使い方を理解してればできる。私は公式を忘れまくっていたので落ちるけど。
とりあえず、「あああの公式を覚えてれば解けるのに」という分からなさばかりで、「まったく手につかない」というものではなかったので、来年はちゃんと勉強してから受けようと思った。
さすがにノー勉強で受かってしまったら、まじで他の人に申し訳ないし。
年明けくらいから勉強しようかな。
やべ、飲み会の時間過ぎてるじゃん! 急げ俺。今日のメインイベント。
そして明日も飲み。天国。